こんにちは!
ショート・ボブ専門美容師®︎ ミッチーです!
この度、2023年より、、
devoted にアシスタント(女性)が入ります。
『入りたい。devotedで働きたい。』という意志を頂戴し、店としてはアシスタントが必要な営業スタイルではないけど、熱意と未来に向けて、スタッフを雇う事となりました。
contents
なぜアシスタントを入れる事になったのか?
devotedにお越しのお客様はお分かりかと思いますが、、
各スタイリストがマンツーマン施術をしている為、
混み合う 予約が重なる お待たせする
という事もなく、アシスタントが必要ないサロンワークスタイルのお店です。
ではなぜアシスタントが入るのか。
『未来に向けて』
でございます。
devotedという小さな小さな箱で、手前味噌ですがマンツーマン美容師としてはMAXレベルの売上を出す美容師のみが在籍しているので、
『マンパワーでできる事の限界値』
が近く、特にこの2022年は
このままずっとやっていく事も可能だけど発展しないよな
と思うようになり。。
更なる発展のためには、やはり人の力にも頼らなければいけない。
し、色んな能力の人間がリソースを分け合う方が今っぽいよね、と。
という答えに行き着きました。
僕自身、ありがたい事に年間を通して満席のサロンワーク、YouTube、地方でのお仕事、企業様とのお仕事、撮影取材セミナー、商品開発、オフの日はそれらに伴うミーティング三昧な日々でして 笑
店の管理(掃除や発注や)ももちろんやっているので、完全にオーバーワークでリソースが足りなくなってきていました。
そんな状態で丸2年走り抜けてきたので、
という状態にも陥り、今思うと結構ギリだったなと。笑
自身のコンディションにはかなり敏感な方なので、今回は大丈夫でしたが、もう37歳。
次に無理したらどうなるか分からない。
倒れるわけにはいかない。
僕が倒れたら、数ヶ月先まで頂いているご予約は?
それこそ通って頂いているお客様に最大のご迷惑に..
当然、外部のお仕事も全てストップ。
妻にももちろん負担をかける事になりますし、親も心配する。
すぐにお金に困ることはないにしろ家計にもダメージ。
なんてことを考えたら、、
『もう40代が見えている。出力を上げて瞬間最大風速を出すことより、永く美容師を続けたい』
と強く思うようになりました。
YouTubeをはじめ、ネット活動や外部のお仕事は今後何十年も頂けるものでも続くものではないけど、10年後も20年後も、僕は美容師です。
その為に、1番大切にしなければいけないのは 現場 だなと再認識したんですよね。
今までのサロンワークは、マンパワーに頼り1人で自分の車輪を漕ぎまくってきたけど、これからは誰かと助け合いながら共に成長しながらやっていかないと、長続きできるわけないですよね。
このままではいつか壊れる 笑 と。
それが devoted ができた意味。
なんですよね。
devotedのコンセプトは
【美容師のその先に。】
1人で戦っていたフリーランス美容師の僕。
そこに木村さんが
『将来どう考えてるの?』
的な問いを投げてくださり
『え、、特に考えてませんでした』
となる僕。笑
マンツーマンで勢いよくやってると、自分が老いるって感覚が全くなかったんですよね笑笑
『1人でやってても限界あるから、組んで共に戦おう。共闘、共存』
とお誘い頂き、devotedが誕生しました。
その意味では木村さんの予見通り、キチンと老いて活動内容に対して身体がついてこなくなったタイミングでもあります(ツラ..
マンツーマンじゃなくなるの?
お客様に置かれましては、1番気になるポイントかと存じます。
率直に申しますと、丸5年続けた
【完全マンツーマンは卒業致します】
(受付〜お会計お見送りまで全てワンオペの事)
ただし、アシスタントが入るからといって予約枠を増やしたり重ねたり、お客様を何名も掛け持ちする事は致しません。
僕と一緒にカラーを塗ったり、乾かしたり。
シャンプーは任せたりもしますが、元ヘッドスパニストなので、ぶっちゃけ僕よりシャンプーは上手いでしょう!
キャリアとしては大手有名サロン従事者で、一連の教育は受けている者です。
もちろん技術チェックは行なって参りますが、基本的には心配のいらない技術を既に修得しております。
その上で、僕と一緒に仕事をする形になるのでスピード感という部分では速くなるかもしれません。
同じクオリティ、同じ仕上がりなら、お客様も早く終わる方が良いと考えております。
スタッフや教育に再び向き合う。
サロンワークに於いては上記のように考えており、その他アシスタント業務全般や、devotedのバックサポートも任せていく形になるので、普通の美容室アシスタント とはやや一線を画す働き方になるのですが、そこもまた 時代 かなと。
固定概念に囚われず、時代に合わせて柔軟に。
これもdevotedのコンセプトの一つ。
僕自身、32歳でフリーランスに転身してからはスタッフや教育というものから逃げてきたと思っています。
当時は若かったし、トンガってたなぁと。まぁ若さで片付けて仕舞えばそれまでなのですが、、汗
12年間教育サロンと言われる所にいて、僕も教えてもらってきたし教えてきた。
その中で『教育』というものに絶望していた。
今思うと、
『教えられる器なんかではなかった』
んですよね。
教えるなんて烏滸がましいも甚だ。エゴの押し付け だったようにも思います。
色んな教育方法があるかと思いますが、当時は自分の考えを押し付けるだけで、教えられる側の子 の事を考えてなかったんですよね。
野村克也さんの名言で(ノムさんも引用だけど)
金を残すは三流
仕事を残すは二流
人を残すを一流とする。
という言葉が好きで、
本当にその通りで。。
『人が1番難しい。』
ですよね笑 どの業界も。
3ヶ月前に、恩師の綾小路竹千代が亡くなった時に、たくさんの、それはたくさんの教え子が弔問に訪れていました。
美容業界を代表するような、それはそれは錚々たる顔ぶれで。
その光景を見て僕は
『綾小路さんの最大の功績は、富を築いた事でも、カリスマ美容師ブームを創り美容師という職業のイメージを変えた事でもなく、ここに集まる人を残した事だ』
と震え上がった事も、僕が 教育 に向き合うキッカケになってんですよね。
ご指導賜りたく。。
という事で、完全マンツーマンに拘っていた僕ですが、devotedにアシスタントを迎える運びとなりました事をご理解頂けますと幸いです。
僕自身、教育者1年生のつもりです。自分の至らなさに向き合い、人に向き合う。
人を背負う。重さを感じながら、スタッフと共に成長していきます。(いつまでいてくれるかは分かりませんが 爆)
はじめは不慣れな点もある為、お客様にご指導頂く事もあるかと存じますが、勉強させて頂きたく何卒よろしくお願い致します。