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ネットを見てご予約のご新規様。
事前のご要望にこんな書き込みが。
ふむふむ。なるほど。ようはあれですね。
十八番(オハコ)ってヤツですね。
なんで十八番かって。バッサリ切る時の僕なりの流儀。
さて、どんな方がご来店されるのか。。
逸る思いで待ちの姿勢。
ご来店。
見事なまでのロングヘア。。
ボブが好きで長い間ボブだった模様。諸事情により伸ばしていて、今が人生最長の長さ。
もう限界だぁ!!って事で、切る決意を決められたそうです。いはやは、楽しそうな表情。腕がなります。
そんでもって仕上がりドン!!
[speech_bubble type="fb" subtype="L1" icon="2.jpg" name="お客様"] 早いですね。[/speech_bubble]
[speech_bubble type="fb" subtype="R1" icon="ohno.jpg" name="大野"] ありがとうございます。[/speech_bubble]
大人の雰囲気漂うショートボブ。躊躇なくいかせて頂きました。
カット中、ハサミは止まりません。
バッサリ切る時ほど、スピード感に乗って、リズム良く切っていかないと、ゴールに辿り着くまでに、膨大な時間がかかってしまうのです。
直毛でボリュームが、出ないのが悩み。
そんな悩みを感じなくさせられるのが、ショートヘアの最大の魅力。
いつも巻く方なので、今回もコテを使いましたが、苦手な方はデジタルパーマをかけると、まさにこんな感じになります。
バッサリ切る時にいつも思う事。
ー切りたい心の位置を計って、切り負けない事ー
バッサリ切るのって、勇気要りますよね。
バッサリカットが日常茶飯事の僕でも、背筋が伸びる感じはしますし、アドレナリンも出るし、めちゃ集中してます。
作業としては、いつもやっている事でも、お客様にとってみれば、人生の中でも、そう多くない一大イベント。
だからこそ、大切にしたい部分 があります。
それはヘアスタイルはもちろんだけど、
やっぱり切りたい気持ち。
どんな髪型に、何センチ切って、とかじゃなくて、
その髪型になってどーなりたい、どー見られたいのか。
なんで、○センチ切りたいのか。
その、どうして?なんで?が、とても大切。
傷んでいるから、傷みを取るために、毛先を切りたいのか、
それとも、伸ばしてるからあんまり切りたくないけど、美容室来たし毛先切ろうなのか。同じ2㎝でも、大きく違います。
し、傷みを取りたいのであれば、
2㎝ではそんなに変わらないのでは?
という提案にも繋がります。
バッサリカットでも、希望の画像をお持ちいただく事もあります。その画像のようなヘアスタイルにして、どう見られたいのか。
大人っぽい方が良ければ、前髪は長めがいいのでは?
キュートに可愛く見られたければ、シルエットはもう少し違う方がいいですよ?とか。
参考画像そのままに切るというのは、僕としては少し違うかなと。とゆーか、画像そのままに切るなら、
僕じゃなくていいと思います。
家の近くで、もっと安価でカットをしてくださる美容師さんがいるハズです。
そのなんで?や数センチが、貴女の人生を変えると思っています。特にバッサリカットや、前髪カットに於いては、特筆すべきポイントとなる。
美容師にとって、女性の髪を切るという事は、毎日毎日、繰り返す作業。
だけど、ただの繰り返しではなく、1回1回が、ステージの本番のような気持ちでいられるように、奮闘しております。
そんな感じで、明日も頑張りま。