【ショートヘアで、
貴女の人生を変える】
表参道で、髪のクセや骨格の悩みを解消し、
ショートヘアで新しい貴女に。
ショート・ボブ 専門美容師®︎(全く筋トレしてない)
大野道寛です!
どこの美容室に行っても切るのを止められた方、
ショート ボブにトラウマのある方や
人生初のショートに勇気が出ない方
直毛が悩みの方
くせ毛でショート ボブを諦めている方
を専門でお受けしております。
20歳から10年修行したサロンへ。
美容師の方ならお分かりでしょうか。。
20歳の時、新卒入社をして修行していた美容室へ、辞めたのちに再訪するメンタル。
このドMの所業()とも言うべく行いを。。
美容師でなくとも、社会人として新卒入社して右も左も分からなぬままに過ごした日々は誰でもある事でしょう。
寝る間を惜しんで仕事を覚え、教えてもらってはミスをし、教えてもらってはミスをする。
ようやく板についてきて、少し褒められたりしちゃった途端、過去最大級のミスを犯す..
寝坊なんてこともしますよね、働きたては。
起きたら始業時間とっくに過ぎてるとか 笑
出勤しながら、
『死なない程度に轢かれないかな..』
なんて思ったりね..
そんな社会人スタートの地、僕の20代を捧げた美容室に行ってきた。 というお話です。
contents
なぜYouTubeではないのか?
おかげさまで、YouTubeチャンネルは好調でございます。
ただ、今回こうやってブログにしたのは、自分自身への為。
YouTubeは視聴者様の為のもの。
今のブログは、半分僕の為のものという認識だから。(もちろん半分は読者様)
また、ブログに関しては自分自身の忘備録としての側面もあったので(書いてた時は特に)、今記事は自分用にも残しておきたくて。
また、YouTubeよりも、プライベートや心模様を吐露しやすいプラットフォームですので、今回は約2億年ぶりにブログエントリーにしました。
元祖カリスマサロン ACQUA
90年代後半から2000年代にかけてのカリスマ美容師ブームを牽引し、当時の美容師からすれば泣く子も黙る存在的スーパーカリスマサロン。
(と、OBの僕が言うのもナンですが、メディアにはよく表記されているので)
実に8年ぶり。
サロンの近くを通ることはあれど、中のスタッフと目が合う事を恐れて(それこそ過去の上司など)、マジマジと見ることなど到底出来ずに、過ごしてきた。
僕自身の退職時は、自他ともに認めて頂いていますが
凄くいい辞め方 でもなく、後ろ砂をかけるような辞め方 でもなかった。
ただ、一方的に自分の思いだけで辞めたわけだし、何もできず、何も返さずの退職なので、不義理ではあったなとは思います。(というかその頃は皆んなそんなもんだったし、若さで許された時代?という言い訳を残しておきます 苦笑)
僕の全てが始まった場所
専門学校を卒業し、親元を離れての一人暮らしと就職。
そんなクソガキに、美容師としてのイロハはもちろん、社会人たるものや、礼儀礼節の初歩を教えて頂き、メディアとの仕事も多くあった美容室なので、外部との関わり方なども。
今思うと贅沢すぎる教育内容でしかなく、ただ当時の僕(というかその年代の美容師)には、事の重要性やありがたさなどは分かるはずもなく、ただ目の前の仕事に追われて理解が追いついていなかったんですよね。
なので、そりゃあ飲みに行けば不平不満はザクザク笑
若手社員なんてそんなもんですよね 笑
それでも僕が10年という歳月を過ごせたのは、専属アシスタントに就かせて頂いた小村ディレクターの
『美容師は10年やって一人前。10年やったら見えるものがある。そうしたらオリジナリティが出てくる。そこから判断しなさい。』
という金言。当時の僕は、
『そうか、なら10年は頑張ろう』
となったわけです。
思えば、ショートヘア特化美容師になったのも31歳位の時なので、小村さんの10年説 はドンピシャだったわけです (すげぇ
そこから、ショート・ボブ専門美容師®︎ になるまでの自分が切り開かれたと..
懐かしい場所と懐かしい香り。懐かしいケープに袖を通す。
いや、、まさか、、この景色がくると退職時の自分が想像などできた事か、、
『感謝はしていれど、二度と敷居を跨ぐことは無いだろう』
と30歳の時は思っていましたから。。。(無礼者)
変わらぬフロア
変わらぬフロント
深夜までミーティングしたり、練習したり、毎週休みに早朝から撮影したり、、
家より長く滞在して、スタッフとは家族より一緒に過ごした場所。
に、8年経って今居るという現実に頭が追いつかず、ややお腹痛くなるという 笑
一つ上の先輩、総店長 熊谷さん
カットの予約を入れさせて頂きました。
昔から、面倒見が良く人望のある先輩でしたが、総店長にまで出世され、、
僕が突然送ったLINEにも快くお返事くださり、受けてくださり、、
そもそもブログ書くのも2億年ぶりだし、書こうすら思ってなく来店したので、、
したので、、
熊谷さんの写真撮るの忘れたwwwww
す、すみません、、
カメラを構える暇もなく、話に花が咲いてしまったのも事実で、僕自身は感無量の極みモードだったので、完全にテンパる..
ブログ書いてた時代だったら絶対に撮り忘れないのに、はあ、耄碌したもんだよ、、
そんな総店長! 熊谷さんに華麗にカットして頂き、クイックヘッドスパを受け、、
恩師 小村順子氏との8年ぶりの対面
当然、写真などあるわけありません。
『もはやスマホは臓器』と自負している私ですが、お話させて頂いている瞬間は、臓器がどこにあるかすら認識できなかった...
小村さんは、僕が専属アシスタントに就かさせて頂き、最も多くの事を学び、今に至る上で最も影響を受けた恩師。
思い出すだけで背中がゾワゾワするような、それはそれは厳しい時間でしたが、それが今や血肉となり自身を形成しているのですから、、
思春期には親に反抗していた子供が、20歳過ぎてから感謝し出すアレに近いものがありますね笑
実は8年前、退職の挨拶に伺わせて頂いた際に
『今度ゆっくりご飯でも』
もお誘い頂いたのですが(当時ではかなり異例のお誘い)、僕の粗相がありキャンセルしてしまったという大失態があったんです。
8年間、ずっと気になってた..
ずっと、やべぇ.. って思ってたんです 笑
店に伺う旨を、8年前のアドレス帳(死語?)の情報からダメ元でご連絡をしたら、奇跡的にお返事を頂き、短い時間ではありますがご挨拶させて頂けた。。
『こうやって胸張って来て、感謝を伝えられるということは、貴方が成功してるから。してなかったら恨んで終わり。』
と、お言葉を頂き。
僕自身が成功しているかはさておき、美容師として飯を食えるようになり、ある程度成り立っているからこそ、恩返しのターンになった事を既に分かっておられたわけで、、
美容室のど真ん中で普通に泣きそうになる36歳の俺。。
5分くらいの立ち話でしたが(そもそもサロンワーク中に5分も話して頂くことが奇跡で、ある程度タイミングも作って頂けたのだなと思う)、変わらぬご尊容には感動しましたし、美容師を続けてきて、勇気を出して行動して良かったと、心の底から思えた瞬間。
修行時代の10年と、美容師16年という半生に、一つ答えが出た瞬間でもありました。
しかし、これは自己満なだけで。
ここまでは、僕の一方的な感謝の念でしかなく、もしかしたら甚だご迷惑なのかもしれない。
とも思うわけでして。(気にしすぎ?)
今回の来訪は一つのきっかけにしか過ぎず、一つのケジメと、自分自身の為にという部分が大きかった。
ただ、認められるならばこれをステップに、今後また良い関係が構築できると嬉しいし、そうしたいし、8年間止まった時計の針をまた進められるような、そんな関係になれるよう、精進したいなと思っています。
『ああ、〇〇しておけばよかった』
と思う事のない人生を歩む為にも。相手の立場にもしっかり立ちながら、悔いのない日々にしていきます。
小村さん、熊谷さん、ACQUAスタッフの皆さん、突然の事でしたが快く迎えてくださり、本当にありがとうございました。