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ご要望に悲痛なメッセージが、、
ああ、、悲しき現実よ、、
これはもう技術というか、コミュニケーションの部分が欠落していたのではないかと。。
パーマのかかりすぎ、、肩上のボブ、、
いったいどんな感じでご来店されるのか、、
Before(写メ忘れてシャンプーしちゃいました)
。。。。
ボブではないですね。。
パーマも確かにしっかりかかっております。。
少し時間が経っての現状なので、サロン仕上がりの時はどんな気持ちだったのでしょうか。。
と推測するだけでもドキドキします。。
なんでこーなった。そして、ほんとはどうしたかったか。
なんで?の部分に関してはご本人もハテナ?だと思うので、僕としては、ほんとはどうなりたかったか。をお聞きしました。
前回の希望スタイル画像を見せていただき、
そこで、好きなセンスやニュアンスをキャッチします。
そして、今回はそのテイストの幅の中でのショートヘアに、
サッパリしたいとのこと。
まずはかかりすぎたパーマにさようなら。
パーマをした髪に、パーマ落としをする。。
本来であれば極力避けたい施術です。。
どうしても多少のダメージが出ますし、なにより、地毛のクセの方がカットがしやすいんです。
なので、今回は極力クセを残したいので、あえて毛先はクセを残してたパーマ落としを提案させて頂きました。
こんな感じですね。
そうする事で、カットをした時に毛先に柔らかさが残って、自然な髪のおさまりや、動きが保てます。
仕上がりは、いたってシンプル。
大人の雰囲気が漂うシンプルショート。
とてもプライドを持ってお仕事に打ち込んでいる方なので、
デキル女風ショート。とでもいいましょうか。
デザインするのは髪よりも、気持ち
今回は少し特殊caseです。
この髪型にしたい!よりも、
助けてなんとかして!!って感じなので、
その想いを汲み取り、気持ちをデザインする事が大切だと考えました。
そして、こんな口コミを。
"他店で希望とあまりに違う髪型にされ、仕事にも差し支え困っていたためこちらのサロンを訪れました。
なぜか強くかけられてしまったパーマをほどよく取り除いていただき、顔型に似合うカットをしていただきとてと満足しております。本当に助かりました。"
お客様の想いが僕に伝わり、僕なりの想いが伝わった結果かなと。
本当に悩んでいる姿を目の当たりにしたからこそ、心から嬉しいです。
あー美容師ってほんとに素敵な仕事。