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やって参りました。黒染め様。
[speech_bubble type="fb" subtype="L1" icon="ohno.jpg" name="大野"]えーと、カラーはどうしたい? [/speech_bubble]
[speech_bubble type="fb" subtype="R1" icon="2.jpg" name="お客様"] 黒染め落として明るくしたい!!!パァーーーッと!![/speech_bubble]
[speech_bubble type="fb" subtype="L1" icon="ohno.jpg" name="大野"]○※!△⁂∞?×!!![/speech_bubble]
はいキターーーーー脱染!!!
脱っぅっっつ染っっつっぅ!!!!
誰がなんといおうとだっへん!!!
カラー3時間コース!!
パァーーっとやってやりましょう!!!(号泣)
粛々とテスト。
左がカラー剤の最高レベル。14レベルの明るさ。
右がちょいとブリーチ混ぜたやつ。
テストとは。
黒染めなどにより、染まりにくくなった髪の毛に対して、
明るめ設定のカラー剤(場合によってはジャストの明るさの薬)で
試しに染めてみる事です。(もちろん、目立たない内側の部位でやります)
他店でされたカラーは、どのメーカーのどの明るさで、
どの程度の染料の濃さのカラー剤を使用したかが分からないので、
こちらとしても見た目だけでは、正しい判断ができかねます。
クオリティの高いカラーを提供するために、
時間と手間をかけて、より確実な仕上がりを目指して、
一手間かける手法です。(もちろん無料)
こんな感じで。
ごくり。。緊張の瞬間。
ん?
左、、ほぼ変わってねぇ。。(カラー剤14レベル)
右、、そりゃ抜けるわ!!(ブリーチmix)
左のカラー剤14レベルの方、、
毛先とか、、もはやどこ染めたレベル。
ここね、ここ。
これが黒染めの脅威。
カラー剤14レベルって金髪に近い明るさです。
そのくらいに髪を明るくするパワーを持ったカラー剤を塗っても、ビクともしない、残留色素。
実際、黒染めをしてから半年近くは経っていますが、このくらいは楽勝で残っています。
今回のcaseのように黒染め後、少しずつキレイに抜けてダークブラウンになっていても、こうなってしまう。
これこそが黒染めの脅威。
美容師30歳、頑張りました。
根元から毛先にかけてキレイなグラデーションがかかるように。
時間が経って、更にキレイになるように。
今後、グラデーションカラーや、流行りのバレイヤージュにも興味がおありとの事なので、その辺も視野に入れて、今だけではなく、次に繋がる仕上がりを目指しました。
我ながらキレイに染まったと思います。うむ。
光を取り込んで、透ける髪。
いやぁ美しい。。とはいっても、まだまだ赤味は出やすい状態。
恐らく数週間で、この美しさは崩壊することでしょう。
それもまた黒染めの脅威の事実なので、きちんとお伝えした上で、今後の来店サイクルや、カラー工程のプレゼンをさせて頂きました。
また黒染めをする日が来ないことを祈るばかり。。(切実)
黒染める予定のある方、覚悟を持って、美容師さんに相談して下さいね。
黒染めは計画的に。